ヒマのススメ

気の赴くままに

面倒くさい一生チャレンジャー、ぶんけい。【腹黒のジレンマ読書感想文】

 

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https://www.amazon.co.jp/%E8%85%B9%E9%BB%92%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E-%E3%81%B6%E3%82%93%E3%81%91%E3%81%84/dp/4040644352

 

世の中には二種類の人間がいる。

活字を読むことに向いている人間と不向きな人間である。

 

私は圧倒的後者だ。

文章を書くことは好きだが、読むとなると話は別だ。

 

 

だが、この『腹黒のジレンマ』はスラスラ読み進めることができた。

というのも、おそらく、私の文章の色とぶんけいさんの文章の色が似ていたからであろう。

ぶんけいさんの色が水色だとしたら、私は薄い黄緑

 

色にすると尚更はっきりするが、かなり似てる。

 

 

私のブログをストレスなく読めている人は、
たぶんこの本を読むのに向いているかもしれない。

 

 

 

 

『腹黒のジレンマ』概要

腹黒のジレンマ」とは、

現在、映像制作会社ハクシの代表取締役である

柿原朋哉(ぶんけい)さん初となるエッセイ本であり、

自身の半生とその時々に感じていたこと、

考えていたこと、

この先の展望などを書き綴ったものである。

 

5つの章と3つの個人企画、そして同じクリエイターであるカンタ(水溜りボンド)さん、そらちぃ(アバンティーズ)さんとの対談企画、ミニフォトブックから構成される。

 

柿原朋哉

 ↓

文系

 ↓

ぶんけい

 ↓

ぶんちゃん

 ↓

柿原朋哉(ぶんけい)

 

本書ではこの流れの裏側を垣間見ることができる。

 

前述したが、非常にくだけた文章であり、とても読みやすい。

活字が嫌いな方でもスラスラと読むことができる工夫が撒菱のように転がっている。

 

 

読み終わった直後の率直な感想

読み終わった直後に抱いたぶんけいさんへの印象は

面倒くさい一生チャレンジャー。

 

当たり前ですけど、「面倒くさい」って良い意味ですよ。

言い方が悪かったかもしれませんが、

一番しっくりくるのが「面倒くさい」だったんです。

 

最初の「なんでマン」から始まり、

後半の恋愛の考え方(特に手料理のとこ)まで

いちいち細かいところ気にするな~って思いました。

 

ただ、これがすごいところであり、ここまでの影響力を得ることができた理由の一つであると感じました。

 

 

細かいところまで気にするということは、

それほどアンテナが立っていて、敏感であるということです。

 

このアンテナを立てることはできても、敏感にすることは中々できない。

 

本書の中で「自分には素質がない」と述べられていましたが、

ヒトよりも察知能力に優れていたのではないかと思います。

 

問題を問題として捉えることができる、希有な人物がぶんけいさんなのではないか。

 

 

 

教習所に対して、「なんでガソリンスタンドでのガソリンの入れ方を教えてくれないんだ」なんて思わないでしょ。

ここは結構しびれた。

 

 

 

 

 

次に「一生チャレンジャー」という部分。

 

これはぶんけいさんの

探求心好奇心にフォーカスを当てた表現です。

 

本書を通して感じたことは、

一つの物事に対して、頑固なまでに納得を求めているということでした。

加えて、腑に落ちない、納得がいかないもの、疑念が生まれるものを日々探し続けているとも感じました。

 

 

探求心と好奇心は生まれ持ったものです。

 

だって、話してて自分と合わないなって思う人には

一般的に考えると興味が失せると思います。

 

ぶんけいという人はそんな合わない人にも興味が湧くんだと。

それを生まれ持った好奇心と言わずに何と言う。

 

私も人は好きです。

自分と同じ意見を持っている人はもちろん、異なる意見を持っている人にも(いや、その方が)興味が湧きます。

「なんでこの人はこの意見になったのだろう。」

「どんな考えをしたらこの意見にたどり着くのだろう。」

そんなことをずっと考えてしまいます。

 

違うからって拒否してしまうとその先に成長はありません。

だから、違う意見こそたくさん聞きたいのです。

 

でもよ、

合わないなって思う人には興味失せるのよ。

 

 

「人が好き」この一言では表現しきれないものが

ぶんけいさんにはあるような気がしました。

 

 

意見を交わしてみたい

これまでめんどくさいだとか色々書いてきましたが、

 

私は、

是非話してみたいとも思いました。

 

 

 

いや、わかってますよ。

 

こんな1大学生が何を言っているのだと。

 

でも、いいじゃん、

ここは僕が作り上げた

自分だけのプラットホームなのだから。

 

 

 

ぶんけいさんはさらっと書いていますが、

(いや、簡単にではないけど)

 

ラジオ配信から踊ってみた配信、パオパオチャンネル、会社設立、人気急上昇中の活動休止、エッセイ本発売と、、、

 

中々特異的な人生を歩んでらっしゃいます。

 

そんな普通ではない(普通という言葉は嫌いだけど)

ぶんけいさんに、

今、人生の大きな岐路に立っている

私の話し相手になってもらえたらなと考えています。

(おこがましいのは承知)

 

将来、映像制作(企画)に携わる職業に就きたいと考えているので、そういった面でも是非お話ししたいなと思いました。

 

 

改めて感じるパオパオチャンネルの魅力

ぶんけいさんを語る上で避けては通れないもの。

いや、避けたくないもの。

通りたいもの。

 

それが

パオパオチャンネル

 

これまでの当ブログの記事でも

ちょこちょこ出てきていますが、

私はパオパオチャンネルの大ファンです。

 

サンリオのコラボ商品出た時は

ドン・キホーテ行きまくりましたね。

 

どこも完売でしたが。

 

 

動画観すぎて口調も@小豆さんみたいになってた時期もありました。

 

活動休止してから早1年ちょっと。

 

本書が発売になるタイミングで

ぶんけいさんのメディア露出が増えたことで、

パオ欲が沸々と出てきて、

最近またパオチャンの動画を見漁っています。

 

ほぼほぼ観たことある動画なのに

面白いのよ。

良い感でぃなのよ。

 

何回観ても面白い。

 

 

パオチャンは数値の高すぎる掛け算だと思います。

@小豆×ぶんけい×パオぞう

この積だけでも数値が高いのに、

そこに

編集技術×企画力×キャラクターなどなど

多くの要素がかけられていくため、

魔力と言っても過言ではないような力が生まれるのです。

 

中でも編集技術はすごい。

本書の中でも触れられていますが、

 

神視点(第三者目線)からのテロップ

と効果音、ブランクの配置が秀逸。

 

面白いところがはっきりしているから、

ぶんけいさんの思い通りに感情が動かされているのだと思います。

 

ずっと手のひらの上です。

 

                  (でぃ)
ずっといいやーん、面白いやーんって感じ。

 

 

 

パオパオチャンネルおススメ動画紹介

はい、ここでは超個人的な動画紹介をしたいと思います。

 

パオチャンの動画は本当に面白いものばかりで、

選ぶのは大変難しかったのですが、

断腸の思いで5つに絞りました。

 

 

①【vs視聴者】何が起きても絶対に動画を見てはいけない動画


【vs視聴者】何が起きても絶対に画面を見てはいけない動画

 

これはパオチャンの動画の中で

私が一番好きな動画です。

 

まさに視聴者参加型。

まさにぶんけいさんの手のひらの上。

 

自分はエンディングで負けました。

 

 

②最新版!『ぼくたちの自己紹介』ついでに相方も紹介。


最新版!『ぼくたちの自己紹介』ついでに相方も紹介。

 

この動画は前述した掛け算の中でも、

二人の関係性と編集技術が特に光っていた動画だと思っています。

 

笑えるところがはっきりしてるから、

何も考えずに笑える。

 

 

ぶんちゃんの好きなポーズを予想するあーずーが可愛すぎるのよ。

 

 

③少食なのに「無限もやし」に挑戦したいと言ったら相方に出演拒否されました。


少食なのに「無限もやし」に挑戦したいと言ったら相方に出演拒否されました。

 

これは自分でもよくわからないのですが、

謎の中毒性がある動画。

 

出演拒否シリーズは焼きリンゴとか、

ブッシュドノエルとか、お稲荷さんとか、

たくさん面白い動画があるにもかかわらず、

この動画を何回も観てしまうんですよね。

 

 

なんでだろ。

 

 

④笑ってはいけないVS喋ってはいけない【笑い上戸&お喋り】


笑ってはいけない VS 喋ってはいけない【笑い上戸&お喋り】

 

この動画は単純に笑いすぎた。

 

電車では観てないけど、

リビングで観ちゃったので、

不覚にも電車と同じような

笑ってはいけない空気があり、

それが余計に面白さのスパイスとなってしまった。

 

 

全速力で自分の部屋に行った記憶があります。

 

 

⑤語彙力最強の24歳児が録音した音声だけで感動エピソード語るとこうなるwwwwwww


語彙力最強の24歳児が録音した音声だけで感動エピソード語るとこうなるwwwwwww

 

これはパオパオチャンネル史に残る伝説の動画ですね。

 

ここで生まれた名言は数知れず、

その後の流行語大賞にも大きな波乱を巻き起こしました。

 

 

語彙力お化けとパオチャンの化学反応が最高すぎた動画です。

 

 

以上5本が私のおススメ動画です。

 

他にも踊ってみた(君と夏フェス, hand in handが好き)、

パオ北旅、美容院、匂わせ、マクドナルド、

絵日記、相方遅刻、など面白い動画が盛りだくさん!!

 

 

暇なときに観てみてね。

 

 

運命やん

前回更新した

「アルプススタンドのはしの方」

show-hima-mark3-0502.hatenablog.com

 

この前から今回の記事は書き始めていたのですが、

書いている最中にこんなニュースが

飛び込んできました。

 

 

ぶんけいさん、

ファッションブランド 

meeme

立ち上げるってよ。

 

いや、すごいな。

やっぱりチャレンジャーだわ。

 

 

そして、モデルに平井亜門さんが起用されている!?

 

なんでこんなに驚いているかって?

 

何を隠そう

この方は先日記事にした

「アルプススタンドのはしの方」

に出演されている俳優さんなのです!

 

いや、ビックリしました。

 

運命を感じずにはいられませんでした。

 

 

そして、インスタアカウントがオシャレ。

あえてずらす。

でもどこかに統一感を感じる。

とんでもないですわ。

 

服ももちろんオシャレです。

 

 

ぜひ、一度サイトに遊びに行ってはどうでしょう。

 

8月31日までの受注生産なのでお早めに。

 

 

デザインTシャツ買おうかな。

meeme.jp

 

 

感情のシャトルラン

話を本書に戻して。

 

本の帯にも、本書内でも

「感情のシャトルラン」

という言葉が登場します。

 

明石家さんまさんかな?

の言葉で、

「お笑いはギャップである」

というのがあります。

 

感情のシャトルランとはまさにこのこと。

 

愉快なトーンの動画が続いたら一旦エモい動画を挟んで。

固い文章が続いたら、脱力するような雑な文を放り投げてみたり。

 

そして、配信をはじめ、色んなメディアに演者として顔を出したと思ったら、会社を立ち上げてみたり。

 

柿原朋哉という人物はシャトルランのアナウンスのように、周りの人物の感情を行ったり来たりさせている、と感じます。

 

ぶんちゃんのアナウンスバージョンのシャトルランだったら、もっと頑張れていたかも。

 

 

シャトルランって嫌いな人多いと思います。

 

でも、アナウンスがかかったらスタートラインについて、自然と息を整えているんですよね。

 

本能的に耳がアナウンスを聞こうとしてる。

 

これと同じく、

周りの人はぶんけいさんが次何をしでかすのか、

本能的に注目しているのだと思います。

 

一生チャレンジャーのぶんけいさんだからこそ興味が尽きないのです。

 

 

ぶんけいさんの魅力を再認識することができる一冊でした。

 

 

 

 

時代を創っていく人。

面倒くさい一生チャレンジャー、ぶんけい。

 

 

www.amazon.co.jp

 

 

 

小言

いかがでしたか。

 

私は毎回記事を書く際に、

「こういう人に読んでほしいな」

「ここ読むときはこんな気持ちになるんだろうな」

と考えています。

 

簡単に言うと、

ターゲットを決めているんです。

そして、そのターゲットがどんなことを思いながら文字を読むのか想像しているんです。

 

みなさんもお気づきかと思いますが、

今回のターゲットはぶんけいさんです。

 

もし、ぶんけいさんがこの記事を読んでいたら

こんな風に思うのかなって考えながら、

今回記事を書きました。

 

まぁ、無いとは思いますが。

 

 

でも、最初から諦めてないですよ。

この記事が届くように、色々な方法を使おうと思っています。

 

 

楽しみだなぁ。

 

 

ここまで読むことができた人は

腹黒のジレンマを読むのに向いてるかも

 

 

よし、今日のお昼ご飯はマクドナルドかな。